西洋には素直に、東アジアには傲慢に・・・日本。

ロックグループ「氣志団」がナチス・ドイツの親衛隊に似た制服でテレビ番組に出て、ユダヤ人権団体から抗議を受けた。


 【ロサンゼルス=西島太郎】ユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は2月28日、日本のロックグループ「氣志團」がテレビ番組に出演した際、ナチス・ドイツの親衛隊(SS)の制服に似た衣装を着ていたとして、関係者に抗議文を送った。

 同センターによると、問題としているのは、2月23日にMTVジャパンで放映された番組。抗議文は氣志團とMTVジャパンなどに送付され、同様の衣装を二度と着用しないことを強く求めた上で、「(氣志團の)ファンとナチスの被害者に謝罪すべきだ」と訴えた。

 同センターは、読売新聞の取材に対し、「米国においてMTVは、反差別に対して最も進歩的な考えを持っている。自分たちがやっていることがわかっていない若者に、MTVジャパン側がしっかり教えるべきではなかったか」との談話を出した。

(2011年3月1日19時40分 読売新聞)

たしかに、忘れようとしても忘れることができないナチスの親衛隊の制服ににた衣装を着てテレビにでたことは
ユダヤ人にとっては「すみませんでした」と謝ってすむことではない。
どうも、日本人は歴史を勉強しないで、カッコだけ真似する傾向が強い。


今回、気になったのは、ユダヤ人から抗議を受けるのは当然だが、素直に認めていることである。マスコミでそれに対するコメントは見当たらない。もし、「氣志団」が大日本帝国の軍服を着てテレビに出たとして、日本軍の虐殺を経験した歴史を持つ中国、韓国から抗議があったら、こんなに素直に謝っただろうか?高い確率で、いつもテレビに出ている右翼評論家やバカたれコメンテーターが騒ぎだすだろう。


西洋の他国の抗議には素直に謝るが、東アジアで蛮行の限りを尽くした日本が、中国、韓国から抗議を受ければ絶対謝らない。
謝るどころか、日本軍の蛮行を「創作」と逆に食ってかかる。
ユダヤ人人権団体の言葉を借りて言えば、「自分たちがやってきたことがわかっていない日本人は、もっとしっかり歴史を学ぶべきではなかったか」ということだ。


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