日本テレビ「真相報道バンキシャ」、御用番組の典型

先ほど、日本テレビの「真相報道バンキシャ」を見ていたら、後半にTPPを扱っていた。
その内容は、日本テレビらしくTPP推進の政府御用番組であった。
ここでも農業問題に矮小化し、韓国が4年前の「自由貿易協定」を結んだと時のことを持ち出して
韓国の現在の農業を取材していたが、1件だけの「成功例」を報道していた。
また、コメが「国産」と表示されていることを紹介し、「国産」が生産されていることを「このような例外もできる」から早期にルール作りに参加することがいいように言っていたが、韓国の自由貿易協定は、まだ条件、例外を付けることができる。
それを、まるでTPPでも同じく例外を設けることができるように思わせる報道の仕方で悪辣である。TPPは「例外なき関税撤廃」であることをいわない。
ほかに、アメリカで売られている白物家電がほとんど韓国のメーカーであることを紹介し、日本のメーカーが韓国に後れを取り日本の産業が崩壊していしまうような印象をもたせる内容でもあった。
ウオン安、円高のことには触れずに、今でも韓国に負けているから、TPPに参加しないともっと日本は負けてしまうということである。
最後に、コメンテーター2人に意見を求めていたが、案の定、「自由貿易の流れはしかたがない」が、もっと情報が必要であるとお茶を濁して終わった。
さすが、御用TVの日本テレビである。
国会議員定数削減では「国会議員も身を切る覚悟が必要」といい、TPPでは「早期に参加してルール作りを」と叫ぶ評論家、ニュースキャスターたちが口をそろえて言うことは、官房機密費が相当配られているということである。

TPPへの暴走を許さない国民的な共同をよびかけます/――暮らし・食料・農業・地域経済を守るために力をあわせましょう/2011年10月14日 日本共産党 - しんぶん赤旗