選挙雑感。

野田民主党惨敗で選挙が終わった。
民主党政権にいや気がさした有権者が選んだものは、たいして変わらない自民党であった。
「第3極」も最初の勢いはなく、なんとか格好がついた程度の数字である。


思ったより少ない議席に、元気のない橋下だった。
石原の「太陽の党」と合流し、石原を代表とした時から、橋下の「維新」ではなく、石原の「維新」となった。橋下の発言や「維新」の方針を否定したりと、好き勝手にされた「維新」はだれもいや気がさしたことだろう。

合流してからの石原の態度は、「維新」は俺のモノという感じだったのだが、「強い者に弱い」橋下は、とても石原にたてつくことはできなかった。
どちらも憲法「改正」論者だから、その点では一致するだろうが、石原がこのまま「維新」の代表に居座れば、近いうちに壊党するだろう。


嘉田知事の「未来」も、「生活」との合流が災いし、8議席に終わった。
突然の政党発足でマスコミを騒がせたのだが、たいして国民の支持を集められず、単なる「お騒がせオバサン」で終わってしまったようだ。この「未来」に未来はない。


また、東京都議選での猪瀬の得票400万超は、日本の首都の有権者の政治レベルがどの程度のものかを、全国、いや、世界に晒してしまった。


それから、大阪の辻元清美の比例復活。
腹黒い奴ほど、生き残る。
議員定数を削減しても、寺島実朗がよく言っている「政治で飯を食っている政治屋」が生き残るのである。寺島はそれがわからない。わからないから「定数85減」をいつも言うのだ。


もう一つ、岐阜の野田聖子の応援に、あの佐藤ゆかりが応援しているのをニュースで見た。
野田は笑いながら佐藤の肩に手をやったりして、仲がいいことをアピールしていたが、佐藤の応援演説中の顔をみたら、党の要請で、仕方なくやっていることがバレバレであった。
こんな連中が国民の税金の使い方を決めるのである。



日本の政治が変わらないのは、政治家が変わらないからなのではなく、有権者が変わらないからなのだ。