仲井真知事、承認を表明

TPP交渉参加とおなじ「論法」と「金」で仲井真知事を「落とした」。
TPPの時も、アメリカが「聖域」に理解を示したような発表で、交渉参加に動き出したのだが、当のアメリカは「聖域なき関税撤廃」であることを隠すことはなく、安倍の謀略であることが明らかになった。また、「聖域」を絶対守ると言っておきながら、最後には「抜ける項目」は当然抜くことになると180度の転換となり、TPP参加に突っ走っている。


今回の「承認」も同じ結果になることは、小学生でもわかるくらいだ。


知事の「入院」からして、沖縄の移設、埋め立て反対の声を遠ざけるためのものであり、実質、「入院」は「密談」の場所となったのである。その結果、安倍は基地負担軽減策を提示したのであるが、それを何の担保もないのに「驚くべき立派な内容」と知事は感嘆して見せた。しかし、何の担保もないことについて突っ込まれると、「総理の言葉が担保」だと開き直った。本音を隠す必要もなくなったという態度である。


その基地負担軽減策については、まず「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止などを検討する作業チームの設置」、次に「オスプレイ訓練の半分を県外での実施」、「日米地位協定を補足する新協定の対米交渉を開始する」などである。以上のどこに確定した「策」があるのか!


「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止などを検討する作業チームの設置」は、「運用停止」が決まったものでなく、「検討する作業チームの『設置』」である。この結末はこうなるだろう。「作業チームを設置して検討したが、ダメだった」。こんなところだろう。アメリカはそんなことは言ってないのだから。


オスプレイ訓練の半分を県外での実施」も同じく、アメリカは同意していない。同意しても、他の県に「危険」を「移設」するだけのことで、日本にとって何のメリットもない。


日米地位協定を補足する新協定の対米交渉を開始する」読んでわかるとおり、「地位協定」ではなく、「新協定」の対米交渉を開始するのである。「地位協定」をアメリカが簡単に変えるわけはないことを知っているから、「新協定」という別物を提示したのである。しかも、これから「開始する」のである。


仲井真知事も、こんなことはわかっているのだが、「金」がほしいがために承認したのである。だから、「驚くべき立派な内容」ではなく、驚いたのは「立派な金額」だったのである。しかし、埋め立てが済めば、「立派な内容」も途中で捨て去るのが自民党である。小泉純一郎で証明されているのだから。


石破の恫喝に「魂」を売り渡した沖縄自民党議員、「立派な」金額に涎をだして拭こうともせず、「いい正月を迎えられる」とうそぶく知事。

それでも沖縄はあきらめないだろう。あきらめたら「沖縄」では無くなるのだから。