悲惨な結果、小池ゆり子が新都知事

小池の勝利について、「草の根の声」とか「既成政党離れ」とか論評している新聞があるが、それは違う。

小池は既成政党の自民党員である。「草の根」の運動でもない。

タスキだけ見れば、無所属のように有権者に錯覚させる。

しかも、自分が所属する自民党を「敵」呼ばわりすれば、小泉劇場の地方版となり、東京のB層はころりと洗脳される。

確かに戦術はうまかったが、本当の小池を知れば、都民もこれから地獄に落とされることを覚悟する必要がある。


野党共闘についていえば、候補者選びや準備に時間がなかったのは確かだが、その分、鳥越がしっかりしなければならなかった。

それが、最初に「がん検診100%」である。

鳥越は、自らの体験から発した声ではあったのだろうが、「政治とカネ」で二人続いて辞任したのだから、やはり「政治とカネ」に対する思いを発するべきであった。

また、演説回数の少なさや、テレビ討論の欠席、「40秒演説」とマイナスイメージを自ら作り出して、自滅してしまった。

文春の「女性問題」なぞ、たいしたことではない。

他に、宇都宮弁護士などについてもいいたいことは山ほどあるが、小池に決まった以上、言っても仕方がない。

人の本性は、政治の世界に身を置けば、言動から明らかになる。